美輪明宏 「やり残したことは何にもない」人生にも意外な悩み 黒柳徹子「想像もできないけどおかしいの」

[ 2021年3月30日 14:58 ]

歌手で俳優の美輪明宏
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 歌手で俳優の美輪明宏(85)が30日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。意外な悩みを告白した。

 85歳となった美輪は人生でやり残したことはと聞かれると、「自分に関してはやり残したことは何にもないですね。ドン底の地に落ちたり、またはい上ったり。いろんなことやってきたけれども幸せでしたよ」と振りかえった。だがそんな美輪にもどうしてもできないことがあるという。司会の黒柳徹子(87)から「あなたが困っているのは、人生に悔いはないけど、家の中が片付いてないってことでしょう。これが想像もできないけどおかしいの」と話を振られると、「広い家じゃないけれども、いろんなものが85年の生活の中でたまるじゃないですか」と明かした。

 さらに「いろんな人が本を贈って下さるの。『読んでくれ』って言って素人の方も玄人の方も皆さん。ありがたいんだけど、もう、それ捨てるわけにはいかないでしょ。取っておくと置き場がなくなるんですよ」と説明。「それから着るものとかいろんなものね。ちょっと困っていそうな人のところに差し上げたりするんだけれども、くださった人の気持ちにかんがみるとちょっと申し訳ないでしょ。そうそうあげられないしね。どうしましょう」と悩みを口にした。

 黒柳が毎年本は人に譲り、衣装はバザーに出し、寄付するなどしているとすると、美輪は「じゃああなたのうちはきちんとしてるわね」と深いため息。自身については「だからもうしょうがないと思って開き直っております」と苦笑いした。 

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2021年3月30日のニュース