金子恵美氏 コロナで何かと不自由だけど 凧組魂で乗り切れ新潟料理店

[ 2021年3月30日 05:30 ]

可愛らしい野内店長(左)と金子恵美氏
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 【金子恵美の見つけた新潟】議員時代によく通った飲食店が数多くある東京・赤坂に、新潟料理を提供するお店が新たにオープンしたと聞き行ってきました。ランチ営業は午後1時半まで、と気づいたのが午後2時。ダメ元で電話で問い合わせると、断られると思いきや快くOKしてくださいました。やはり新潟の人は情が深い!

 早速お店に伺うと、可愛らしい女性がにこやかに迎えてくれました。「金子さんですよね?鯛(たい)町組の野内です」。えっ?鯛町組とは白根大凧(たこ)合戦の凧組の一つ。赤坂でまさか大凧の話が出るとは…、とまず驚き。その野内まみ店長に案内してもらって奥に進むと、壁にはきれいに飾られた燕三条の“磨き”の酒器が。店名にもなっている「燕三」は東京の人にも通じるネーミングと言うことで決めたとのことです。

 ランチの人気メニュー「越後もちぶたのしゃぶしゃぶ」をオーダーし、一緒に行った夫・宮崎は「越後もちぶたのポークステーキ」、そしてドリンクは親会社のマツイフーズ会長オススメのノンアルコール甘酒を注文しました。運ばれてきたもちぶたの美しいピンク色。ランチとは思えないほどのボリューム感。さっそく“しゃぶしゃぶ”し、出汁(だし)のつけダレにつけて一口。もちぶた特有の適度な弾力とさっぱりした甘みを堪能しました。添えられた野菜も一緒にいただくとこれまたヘルシー。しゃきしゃきキャベツと小鉢のほうれん草も新潟産、さらに肉のおいしさを引き出すつけダレには新潟のしょうゆ「越のむらさき」を使用するなど、とことん新潟産にこだわっています。今回は残念ながらいただけなかったデザートの「ごとらってジェラート」。西蒲区のカーブドッチにあるジェラート屋さんのメニューもここでいただけるそうで、次回の楽しみができました。

 野内店長によると、ランチ帯はいつも満席で入店待ちのことも。ただ夜はコロナ禍で特に緊急事態宣言下ではポツポツとお客さんがいるくらいだったそう。今後の目標は常連客をつくることとのこと。アットホームな雰囲気で近隣住民が気軽に立ち寄れ、通いつめてくれるお店を目指しているそうです。

 最後に鯛町組の仲間へのメッセージを聞くと「コロナが落ち着いたら東京に食べに来てください!」だそうです。凧組魂で頑張れ!(コメンテーター)

 ◆金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の43歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政・IT行政・郵政を担当した。10年間の議員生活を経て現在はテレビコメンテーターとして活躍。昨年10月に出版した著書「許すチカラ」も好評販売中。

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