永瀬拓矢王座が年度最終局で44勝目 藤井聡太2冠と並び初の年間最多勝を獲得 「もう少し頑張れば」

[ 2021年3月30日 20:31 ]

年度最終局で年間最多勝を決めた永瀬拓矢王座(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の永瀬拓矢王座(28)は30日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた王位戦挑戦者決定リーグ白組で年度最終局に臨み、長谷部浩平四段(26)に勝って44勝目(23敗)となり、藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=と並んで初の年間最多勝を獲得した。すでに確定している年間最多対局(69局)と合わせ、将棋大賞記録部門で2冠となった。

 持将棋模様から165手の激闘を制した永瀬は年間最多勝について「もう少し頑張れば単独だった。藤井さんと同勝はとても光栄だと思うが、1月にかなり成績が崩れてしまい、そこが個人的に痛かった」と振り返った。

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2021年3月30日のニュース