ワッキー がん告知に「そんなわけない」 誰にも言えなかった1カ月「どうしようかなって」

[ 2021年2月21日 11:47 ]

中咽頭がんの闘病について語るワッキー(撮影・篠原 岳夫)
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 中咽頭がんから復帰したお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(48)が21日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ガンを告知された時の心境を振り返った。

 ワッキーは昨年の4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、病院で検査を繰り返した結果、中咽頭がんが発覚。外科手術はせず、放射線化学療法で治療へ。治療は順調に進み、昨年の8月に退院。14日に更新されたYoutubeチャンネルでの動画でヒデと涙の対面。10カ月ぶりに復帰を果たした。

 発覚時について「首にシコリみたいのを新幹線に乗っている時に見つけて。こんなところにあったかなって思って…。近くの耳鼻科に行ったら、『ちょっと分からない』って言われて、大きな病院に行ったら、『ガンです』って(告知された)」。告知の瞬間は「めちゃくちゃ怖くて」振り返り、「そんなわけない、体調も気を遣って、運動もするし、酒もほとんど(飲まないし)、たばこもやらないし…。そんなのになるわけない!って思って、何回も聞き直した」というものの、医師の言葉は変わらず「ガンです」だった。

 そこから約1カ月は家族にも言えず。「1カ月ぐらい言えなかったです。誰にも言わずにずっとどうしようかなって感じでしたね」と回顧。その後、妻に告げた。「なんかシコリができているというのは知っていたので、そういうフリは聞いてるから、何となく分かってたみたいで、言った時はめちゃくちゃ冷静で『あ、そうなんだ』っていうぐらいで。(妻は)ハートがめちゃめちゃ強い」と語った。

 ワッキーは当初、「ステージ1」と公表していたが、首に2カ所転移していたことを17日付のスポニチ本誌のインタビューで告白している。

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2021年2月21日のニュース