加藤雅也 五輪開催の是非 橋本聖子新会長に「やる勇気とやめる勇気の両方を持っていてほしい」

[ 2021年2月21日 11:11 ]

加藤雅也
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 俳優の加藤雅也(57)が21日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した橋本聖子氏(56)に「やる勇気とやめる勇気の両方を持っていてほしい」と訴えた。

 女性を巡る発言の責任を取って、12日に森喜朗会長(83)が辞任を正式に表明。18日に、橋本氏が会長に就任した。

 意見を求められた加藤は「森さんの発言によって世界からバッシングを受けたので、まず、男性より女性のほうがいいっていうのはある。森さんの息がかかっているんじゃないかという意見もあるが、逆にいうたら、(森氏が橋本氏のことを)娘と言うなら、こうなの、ああなのって言えるんじゃないか、関係性が」と見解を示した。

 さらに「森さんも何年もやられてきて、全部悪いことをやられているみたいに言われているが、ちゃんと(功績も)ある」としたうえで、橋本氏へは「そこを利用しながらやらないと」と提言。「何と言うても、5カ月ぐらいでやるということ。そこでやるのか、やらないのかも決まってない状況でまず進まないといけない。確かに、小さいところをつついてたら言いたくなる。まず近くの火事を消すのが先やなと」と話した。

 続けて五輪開催について「やる勇気とやめる勇気の両方を持っていてほしい」とも。「何が何でもコロナがどんな状況でもやるっていうのは日本人大変なことになるのは困る。その両方を持っていてほしい。やる勇気も持っていてほしいし、やめるという言う勇気も持っていてほしい」と認識を示した。

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2021年2月21日のニュース