金子恵美氏、森会長の“失言”に「追及は当然やるべき」も「後で良いと思っている」

[ 2021年2月8日 17:25 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が8日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(後3・30)にリモート出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視とも取れる発言をしたことについて、私見を述べた。

 菅義偉首相(72)は8日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長の“失言”について「国益にとって芳しいものではない」との認識を示した。これに金子氏は「私はこの(森会長の)問題は、容認できない発言であることは間違いないと。ただ組織委員会として、オリンピック開催の可否に関してとちょっと切り離して考えるべきではないかとは思っているんです」と持論を展開。

 「ジェンダー論としては絶対に許せない発言です。容認できません」としたうえで、「ただ、コロナ禍でのオリンピック開催かというここにきてジェンダー論になっていて。会長がそんな発言をしているから良いのか?というのと、もともとのコロナ禍での開催というものがどうあるべきなのか?という、本筋の話とはちょっと違うとは思っているんです」。

 「発言に対して、会長に対しての追及は当然やるべきだと思いますが、後で良いと思っていて。まだ今はオリンピック開催がどうなるかというところにおいて、コロナ禍での開催はどうするのか?ということを、冷静に議論をすることはしたほうが良いと思っています」と私見を述べていた。

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2021年2月8日のニュース