井上和香、5歳長女もコロナ感染 苦悩の自宅療養「理性で止められない年齢」

[ 2021年1月28日 13:06 ]

井上和香
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 タレント井上和香(40)が28日放送のTBS系「グッとラック!」(月~金曜前8・00)のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの自宅療養の難しさと、長女への申し訳ない思いを語った。

 井上は先月27日夜、体調に突然の異変を感じたという。「夜11時を過ぎたあたりに一瞬、寒気がザッと襲ってきて。その寒気というのが、今まで感じたような寒気じゃなく、かなり強めの、一瞬で節々が痛くなるような、何とも言えない感覚。これはおかしいと思って」。PCR検査を受けたところ、29日に陽性と診断され、自宅療養に。今月18日に活動再開を報告した。

 5歳になる長女は、昨年3月に新型コロナ感染による肺炎で死去した志村けんさんの大ファンだったという。「志村けんさんが大好きだったので、『お母さんがコロナになったんだよ』っていう話をしたら、『じゃあ死んじゃうの?』って言われたので、理解はしてるんだなと」。それでも、「離せば離すほど、『お母さんのところに行きたい』って言ってくるので、『ダメだよ。うつっちゃうから絶対ダメ。絶対に入って来ないで』って」と、小さい子供を抱えながらの自宅療養の難しさを語った。

 井上の感染後、抗原検査を受けた夫で映画監督の飯塚健氏(42)は陽性、長女は陰性だったが、井上の発熱から6日後に長女も感染が分かった。「もう落胆でしたね。ただただ陽性にしてしまったことは申し訳ない。理性で止められない年齢というか。難しかったですね」と振り返った。

 症状は日に日に悪化したが、保健所からは入院するかの判断を自分に委ねられたという。「死んじゃうんじゃないかなとか、今すぐ病院でたんを取ってもらいたいとか、今すぐどうにかこの息苦しさを治してほしいと思うけど、入院と言われるとすごくハードルが高くて」。医療崩壊が叫ばれる中、自分より大変な人がたくさんいると思い、入院を切り出せなかったと告白した。

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2021年1月28日のニュース