フォークシンガー・南正人さんが急死 ライブ中に意識失う 76歳

[ 2021年1月8日 10:24 ]

 フォークシンガーの南正人さんが7日、ライブ中に意識不明になり、搬送された病院で死亡が確認された。同日、南さんのフェイスブックで報告された。76歳だった。

 フェイスブックでは「悲しいお知らせをしなくてはなりません」と切り出し、「ナミさんは今夜、ライブ中に意識不明になり病院搬送され家族立ち会いの元死亡が確認されました。心からありがとうございました。ご冥福をお祈りします。合掌」と南さんの急死を伝えた。

 南さんはこの日、横浜のライブハウス「Thumbs Up」にて午後7時半からライブを開催。同45分ごろに意識不明となり、午後8時45分ごろ、病院に搬送された。午後11時2分に家族、関係者立会いのもと、死亡が確認されたという。「ステージ上でもう息は引き取っていたそうです」としている。

 南さんは1944年、東京都生まれ。東京外語大学外国語学部スペイン語科卒。64年、20歳から2年間、世界各地を放浪。69年に初シングル「ジャン/青い面影」をリリース。71年には細野晴臣、水谷孝をバックに迎えた初アルバム「回帰線」が話題に。のちに、忌野清志郎さん、泉谷しげるらに大きな影響を与えた。

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2021年1月8日のニュース