北村義浩教授 コロナ現況に「日本モデル、ファクターXがあり感染者数が少ないというのは終わり」

[ 2021年1月8日 13:55 ]

TBS社屋
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 感染者学の専門家で日本医科大学特任教授の北村義浩氏が8日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。国内で7日に新型コロナウイルスの新規感染者が7570人確認され、3日連続で最多を更新したことについて言及した。

 新規感染者が7000人台となるのは初めて。東京2447人、埼玉460人、千葉450人、神奈川679人と、緊急事態宣言が発令された1都3県でいずれも最多となり、感染が急速に拡大。大阪も607人、福岡は388人となるなど、計20都府県が最多を更新し、全国的にも歯止めがかからない状況になっている。

 北村氏は「2週間前の我々の行動が今の数字に表れているという法則から考えると、向こう2週間はこのペースで上がり続けるっていうこと」と指摘。そして「緊急事態宣言の効果は20日以降に表れるということになる。7500人が週に2割ずつ増えると1万人になる。1日1万人の陽性者となると欧州並み。一時期、日本モデル、ファクターXがあり感染者数が少ないというのは終わり、2週間後には欧米並みになる予定」と自身の見解を述べた。

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2021年1月8日のニュース