陣内智則 “天狗時代”を自ら酷評「自信がないからすごい壁を張って」

[ 2021年1月8日 12:43 ]

陣内智則
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 お笑い芸人の陣内智則(46)が7日放送の朝日放送「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。天狗(てんぐ)になっていた30代を振り返った。

 高校の同級生とお笑いコンビ「リミテッド」として活動するも1995年に解散。ピン芸人として再出発をした陣内。映像や音声を駆使した独自のネタが人気を集め、関西では2004年から朝の帯番組「なるトモ!」(読売テレビ)で約5年間、メーンMCを務めるなど、ブレークした。

 当時について「しんどかったけど、一番ノッてる時期やったと思う」と回顧。“陣様”と呼ばれるほどで「ホンマに天狗ってなるんやなと思った。絶対になってた」と苦笑。ただ「天狗にならなあかんと思った。あえて、こういうことをやらんとあかんのやろなって」とも。

 その頃、日本テレビのネタ番組「エンタの神様」にも呼ばれだし、「ダウンタウンDX」や「さんま御殿」などのゴールデン帯の番組出演も増えた。「『この後、さんまさん(の番組の収録が)あんねん、負担かけんといてくれ』とか(思ってしまう)。企画見ておもんないなって思ったら、『おもんないやん』って言ってまう」と振り返り、「MCの自信がまだなかったから、威圧感でカバーしようとしてた。近づくなよって(思ってた)」と明かした。

 “天狗時代”の言動について「『そんな仕事するか!』って言ってた。東京の仕事でもひな壇も『なんでそんな仕事せなあかんねん。俺はなるトモ!やってんで!』って、『陣様やで』って」と振り返り、苦笑。「今思ったら、自信なかったから。今やったら何でもやる。それは自信があるから。どんな場面でも求められることはできますよって。自信がないからすごい壁を張って、なんかバレたくないというか。バレずに次のステップに行きたいっていう(思いがあった)」とした。

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2021年1月8日のニュース