毒蝮三太夫 なかにし礼さんは「男がほれるような男」 立川談志さんがつけた“幻”の芸名も

[ 2020年12月26日 13:44 ]

毒蝮三太夫
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 タレントの毒蝮三太夫(84)が26日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演。23日に心筋梗塞のため82歳で亡くなった作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんのエピソードを語った。

 毒蝮は「なかにし礼さんよく存じ上げてるの。礼さん礼さんって言ってね。いい男だよ、二枚目。女性からも人気あるよね」としみじみ。「男がほれるようないい男だった」とその生きざまを表現した。

 さらに「なんとなく話が合ってね、よく食ったり飲んだりしたこともある」として、なかにしさんは「(立川)談志の弟子だったんだよ。落語が大好きだった」と回顧。談志さんがつけた芸名は「立川礼談房(れいだんぼう)」だったと明かし、「礼さんが嫌がって…名乗らなかったんで、世間で知られないで終わっちゃった」と語った。

 「落語が好きで粋なところがあったのよ。歌の歌詞とは全く正反対のユーモアとか諧謔(かいぎゃく)とか洒落っ気があった」と思い出を述懐。「惜しい方、素晴らしいセンスを…生きていてほしかった」となかにしさんをしのんだ。

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2020年12月26日のニュース