細川たかし なかにし礼さんの心遣いに感謝 デビュー曲「心のこり」実は「私バカよね」だった

[ 2020年12月26日 05:30 ]

歌手の細川たかし
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 作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんが82歳で他界した。遺族によると、23日午前4時24分、都内の病院で死去。死因は心筋梗塞だった。葬儀は近親者で執り行い、後日お別れの会を開く予定。喪主は妻由利子(ゆりこ)さん。

 代表曲「北酒場」などで作詞提供を受けた細川たかし(70)は「また一人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません」としのんだ。出会いはデビュー曲「心のこり」。冒頭の「私バカよね おバカさんよね」という歌詞のインパクトが強く、当時子供たちから「おバカさんが歩いている」とからかわれたという。細川は「元々タイトルが『私バカよね』でしたが、デビュー曲でこのタイトルはかわいそうだと先生が『心のこり』と付けてくれたんです」と、こまやかな心遣いに感謝していた。

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2020年12月26日のニュース