“スネ夫”関智一が明かした 「ドラえもん」声優陣のオーディション舞台裏

[ 2020年12月26日 13:42 ]

関智一
Photo By スポニチ

 アニメ「ドラえもん」のスネ夫役や「鬼滅の刃」の不死川実弥役などで知られる、声優の関智一(48)が25日深夜放送のテレビ朝日系「川柳居酒屋なつみ」(深夜0・30)に出演。「ドラえもん」リニューアル時の声優陣について、全員がドラえもん役でオーディションを受けていたことを明かした。

 オーディションを勝ち取り、4代目・スネ夫役を務めている関は「ドラえもんの役で全員オーディションを受けたんです」と告白。「当時、活躍していた声優さんは全員ドラえもんを受けて、僕、最初からスネ夫志望で、『スネ夫の役に切り替えたい』って言ったんですけど、『とりあえず、今はドラえもんを受けてください』と。みんなドラえもんを受けて、その後、ドラえもんに落選した人の中から、スネ夫とかジャイアンとかという感じでオーディションしていかれた」と明かした。

 もともとスネ夫志望で「もう高校時代から声優を目指すって決めた時から、スネ夫をいつかやりたいとずっと狙ってたんです」と関。「一番5人の中で気楽そうだったんですよ。何でも許されちゃう立場というか。ジャイアンはちょっとガキ大将でありながら映画になるといい奴じゃないといけないとか、のび太くんもああいう感じだし、しずかちゃんは当然女性なので無理で…。そう考えると遊撃手的な感じで、ギャグにもいけるし、たまにはいいところも出せる」と役柄の魅力を語り、「おいしいポジションかなというスネ夫に憧れてた」と語った。

 さらに「恐竜時代に行くと、のび太とかジャイアンとかは勇敢になっちゃう。スネ夫くんだけが『やだよ、もう帰りたい!』『こんなとこ、怖いよ』ってなるんですけど、それが普通じゃないですか」とも。「ジャイアン達ちょっと異常なんですよ。ティラノザウルスとかと戦おうとする」とおなじみのキャラクターたちについて触れ、「あのノリについて行けない自分もいて。みんなの代表の、スネ夫君。ただちょっと金を持っているだけ」と分析し、笑わせた。

続きを表示

2020年12月26日のニュース