橋本愛 筒美京平さん追悼盤に“抜てき”「セリフのように」木綿のハンカチーフをカバー

[ 2020年12月26日 05:31 ]

マイクに向かって一発撮りの歌唱を披露する橋本愛
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 女優の橋本愛(24)が10月に亡くなった作曲家、筒美京平さん(享年80)の追悼盤「筒美京平SONG BOOK」(来年3月発売予定)に参加することが決まった。太田裕美(65)の代表曲で、筒美さんが作曲した「木綿のハンカチーフ」(作詞松本隆)をカバーする。

 かねてから音楽を心のよりどころとし、歌のレッスンを続けていた橋本のデモ音源が、追悼盤を制作している音楽プロデューサーの武部聡志氏(63)の手に渡り「そのピュアな感性がぴったり」などとして抜てきされた。どのように歌うか悩んだ末に「セリフのように歌おう」と決めたといい、たった1日のレコーディングで成功させた。

 25日夜には、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で橋本が同曲を一発撮りで歌唱する模様が公開された。武部氏のピアノ演奏に合わせて歌い「1回きりなので、間違えないようにという緊張感もありながら、ライブみたいな感覚で撮ってもらえると聞いたので“あんまりきれいに歌わなくていいかな”と力の抜けた感じでできました」と感想を語った。

 ♪恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で…と歌い出す名曲。上京して都会に染まった彼氏に振られてしまう地方の彼女を描いた歌で、橋本は「もとの曲はすごくアップテンポでかわいらしい感じで駆け抜けていくイメージがあったんですけど、歌詞をじっくりみるととっても切なくて」と楽曲を分析。自身が歌ったピアノアレンジ版について「このピアノの音と歌詞の感情が違和感なく溶け込んでいて、基本的には女の人の気持ちに自分もなるし、男の人の言葉も、男の人の感情で歌うのではなくて言葉を受け取った側の女の人の感情で歌うっていうイメージで歌いました」と、込めた思いを明かした。

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2020年12月26日のニュース