田中みな実 女優デビュー作はオファー何度も断った「仮病とか使えないかなって」

[ 2020年12月8日 14:41 ]

フリーアナウンサーの田中みな実
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 フリーアナウンサーの田中みな実(34)が8日、NHK総合「ごごナマ」(月~金曜後1・40)に生出演。女優デビュー作を巡っての葛藤を明かした。

 2014年にフリー転身後は本業のアナウンサーだけでなく、女優、モデルと幅広い活躍を続けているが、番組MCの俳優・船越英一郎(60)から「フリーアナウンサーで女優の…」と紹介されると、田中は「まだ歯がゆいですけど」と照れ笑いを浮かべた。

 船越から「納得のいく仕事しかしないというポリシーがお持ちだと…」と振られると、田中は「すごく生意気なように聞こえるんですけど、あれこれ全部やっていると、消耗しすぎてしまって、なかなか本領発揮できないなと感じているので、できるものだけをやらせてもらっています」と話した。

 2019年にフジテレビ系「絶対正義」で女優デビュー。女優としてオファーが初めて来た当時について「アナウンサーの役なのかなと思ったら、5人の女性の話でその中の1人と言われて、『ちょっと私には荷が重いので、難しいです』とお断りして。でも、『そう言わずにやってみたらどうだろうか?』と何度がオファーをいただいて、『じゃあ』とお受けしました」と田中。

 「クランクインの当日までお腹が痛くて、どうしたら断れるだろうかとずっと考えてました。仮病とか使えないかなって。すごく重圧があって」と回顧。「田中みな実というキャラクターとして、作品をご覧になると、作品に傷が付くと思って、ちょっと私にはできないと思ってました」としつつも「やるしかない。恥ずかしがってても、初心者なんですって言っても通用しない。現場に入ったらみんな一緒。女優としてやろうという気持ちしかなかったです」と振り返った。

 街のアンケートで、将来について聞かれた田中は「私も知りたいぐらい」としつつ「全然先のことは考えてなくて、一番近い仕事に調整していくという感じ。例えば、仕事で露出があるというものがあれば、体を鍛えるとか、そこに向けて最大限いい状態に持っていくふうに日々過ごしている」と説明。「あまり先々のことまで何の構想もない。40代どうなっているんでしょうね」と穏やかに笑った。

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