二代目コロムビア・ローズさん8月に死去していた 78歳 「智恵子抄」「二十四の瞳」

[ 2020年12月8日 11:20 ]

今年8月に死去していたことが分かった二代目コロムビア・ローズさん
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 「智恵子抄」「二十四の瞳」などのヒット曲で知られる歌手の二代目コロムビア・ローズ(本名・宗紀子)さんが今年8月16日、心不全のため神奈川県大和市の病院で亡くなっていたことが分かった。78歳だった。8日、日本歌手協会が発表した。

 二代目ローズさんは1961年、初代コロムビア・ローズ(87)の引退に伴い行われた二代目募集オーディションで1位に輝き、62年に「白バラ紅ばら」でデビュー。64年に「智恵子抄」が大ヒットし、同年の「第15回NHK紅白歌合戦」に初出場した。その後。拠点を米・ロサンゼルスに移し、音楽活動や後進の指導を行った。

 最後のステージは14年11月28日に中野サンプラザホールで開催された「第41回日本歌手協会歌謡祭」。近年は体調を崩して入退院を繰り返していた。

 初代ローズは協会を通じてコメントを発表。二代目オーディションの際に「『あなたの後釜なんだから、あなたが選びなさい』と言われて、私はその中から『いちばん声がきれいな子』をと思って選びました」と明かし、「まさか10歳も下なのに先に逝ってしまうなんて…。心清らかでやさしい芸能人らしくない、私より数倍しっかりした子でした。お疲れ様、ゆっくり休みなさいね」と故人の冥福を祈った。

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2020年12月8日のニュース