ミッツ「人間のモチベーションは正義だけで保たれない」具体策なき菅首相の言葉に苦言

[ 2020年12月8日 13:15 ]

ミッツ・マングローブ
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 タレントのミッツ・マングローブ(45)が8日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演し、新型コロナウイルス対策について菅義偉首相が4日の会見で述べた言葉に疑問符を付けた。

 番組では北海道や大阪を中心に医療体制がひっ迫する実情を特集しつつ、菅首相の「医療機関、高齢者施設などへのコロナ対策について最大限の支援を行う」という会見のコメントを紹介。MCの俳優・坂上忍(53)が「もう『最大限』とかそういうことではなく、まず医療関係の環境を良くするっていうのが(必要)」と話すと、ミッツも「具体的な数字みたいなのを提示されないと、人間のモチベーションって正義だけで保たれない。正義というか、ほんとにバカバカしくなってきちゃうってことが絶対にある」と、医療従事者のモチベーション低下を危惧した。

 コロナ禍で病院の経営難や倒産なども起きており、坂上は「あの人(政治家)たちの金じゃなくて、税金なわけ。この状態でどこに使って納得するかと言ったら、医療関係。経済を無視しろなんて言ってない。どう考えてもあのバランスはおかしすぎる」と、語気を強めて指摘。ミッツも「(Go To)キャンペーンが総理の肝いりだったからやめられないとか、そんな事情も見聞きしますけど、両立、両立って言ってきたのは政府なんですから、今こそ真価が問われる部分」と話した。

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2020年12月8日のニュース