ミス日本ファイナリスト、ボートレース界「王者」松井繁の娘・朝海さんら13人お披露目

[ 2020年12月8日 05:30 ]

ミス日本コンテストファイナリスト紹介記者発表会でポーズを決める松井朝海さん(撮影・会津 智海)
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 女優の山本富士子(88)、藤原紀香(49)らを輩出した「第53回ミス日本コンテスト2021」(スポーツニッポン新聞社後援)の開催告知会見が7日、都内で行われファイナリスト13人がお披露目された。今回は「ボートレーサーの娘」や「NHK幼児番組のお姉さん」など個性豊かな美女がズラリ。本選は来年1月25日に開催される。

 「勝負師の娘・松井朝海です!王者と言われている父から、努力と継続する大切さを学びました!」

 ひときわ大きな声で自己紹介したのは、関西学院大4年の松井朝海さん(22)。短めのボトムスからのぞく、スラリと伸びた長い脚がまぶしい。

 父親はボートレース界のレジェンド・松井繁(51)。これまでのSG優勝歴は現役最多の計12Vで、G1レース58Vも現役レーサーでは最多。生涯獲得賞金は公営競技では最高となる38億2672万2802円。王者と呼ばれるゆえんだ。

 ミス日本への挑戦を告げると父親からは「朝海ならできるよ、と親バカみたいな意見を言われた」とはにかんだ。「ミス日本コンテストにはミス海の日もある。父と2人で海を制覇したい」と猛アピールした。

 幼い頃の夢はファッションモデル。厳しい世界であると分かり諦め、大学卒業後はベンチャー系企業への入社を目指し就職活動を続けていた。ところが新型コロナウイルスで世の中は一変。自分を見つめ直す時間が増え「何が一番やりたいことなのかを考えたら“夢をかなえたい”ということだった」という。

 3姉妹の末っ子。父親と似ているところは「負けず嫌いで何事にも挑戦してみようという熱意があるところ。あとは細身なところかな」と話した。

 ミス日本コンテストは1950年開始と長い歴史を持つが、今年はコロナ禍で一時は開催そのものが危ぶまれた。大会事務局によると、書類選考後の面接はオンラインで行うなどの体制で臨んだ。松井さんのほか、準ゆかたクイーン2020の上智大4年・森内麻理衣さん(22)、NHKBSプレミアムの幼児向け番組「みんなDEどーもくん!」に出演していた日達舞さん(20)、ダンスパフォーマーの高垣七瀬さん(21)ら個性豊かな顔触れとなった。

 ◆松井 朝海(まつい・あさみ)生年月日は非公表。大阪府出身。関西学院大学国際学部4年。特技は英語とスペイン語。趣味は洋服研究、旅行など。1メートル64、血液型A。

 ≪祖父は元東洋王者・関光徳さん、飯村さやかさん闘志「しんの強い女性に」≫最年少の飯村さやかさん(17)はただ一人の高校生。祖父はボクシングの東洋フェザー級元王者で、2008年に亡くなった関光徳さん(享年67)だ。本紙の取材に「祖父を掲載してくれた同じ新聞に載るのは光栄です」とニッコリ。夢はアナウンサーで「自分の意見をはっきり言えるしんの強い女性になりたい」と意気込んだ。

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