藤井棋聖 3連勝で最年少2冠に王手、王位戦第3局 木村王位との激戦制す

[ 2020年8月5日 19:23 ]

将棋の第61期王位戦7番勝負第3局第2日の対局を終えた藤井聡太棋聖(左)と木村一基王位(提供・日本将棋連盟)
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 将棋の第61期王位戦7番勝負第3局が5日、神戸市北区の中の坊瑞苑(ずいえん)で指され、挑戦者の藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダーの木村一基王位(47)を149手で下し、3連勝で最年少のタイトル2冠に王手をかけた。第4局は19、20日に福岡市の大濠公園能楽堂で行われる。

 第4局に勝てば、2冠獲得で八段に昇段。いずれも18歳1カ月の最年少記録を達成する。

 ▽王位戦 1960年に創設された将棋8タイトル戦の一つ。シードと予選通過者計12人が6人ずつ紅・白組に分かれてリーグ戦を戦い、各組1位が挑戦者決定戦を戦う。勝者が7~9月に保持者と2日制、持ち時間各8時間の7番勝負に臨む。永世保持者は故大山康晴15世名人と中原誠16世名人、有資格者は18期の最多記録を持つ羽生善治九段。

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