山崎賢人 侍映画出演に「力になれれば絶対にやりたいなと思いました」

[ 2020年8月5日 17:26 ]

映画「狂武蔵」の完成披露無観客イベントに出席した山崎賢人
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 俳優の山崎賢人(25)が5日、都内で行われた映画「狂武蔵」(監督下村勇二)の完成披露無観客イベントに出席した。

 坂口拓(45)が宮本武蔵を主演し、1人で400人を切り倒していくアクション作品。77分間ワンシーン、ワンカットで9年前に撮影されたまま一度はお蔵入りになっていたが、クラウドファンディングで支援金を募集。山崎の追加シーンなどを加え、今月21日の公開にこぎつけた。

 3人の出会いは昨年公開の映画「キングダム」。

 山崎は「『キングダム』の現場でも本当に侍として男として大切なことを頂いた拓さん、下村さんのために『狂武蔵』を復活させたいなという思いがあり、今日、こういう日を迎えられ本当にうれしく思います」とあいさつ。

 「キングダム」での共演を振り返り、「1分間、形を決めないで立ち回りをさせてもらった時に“本当に切りにきていいよ”と言ってくれて。戦うということをその時に感じて。その拓さんがあるのは『狂武蔵』があったからだなと思いました」と坂口の魅力を紹介。

 「77分、本当に木刀で戦うということがどれほど凄いことか。自分がアクションで感じた分、とてつもないことをしてるなということが本当に分かって。そんな中で今回復活したいという話を聞いた時に自分で力になれれば絶対にやりたいなと思いました」と出演の経緯を説明した。

 この日は無観客の舞台で坂口から剣術指南を受け、剣術を披露する場面も。

 坂口は「わがままに付き合ってくれた周りの人たちに感謝しかないな。一人の、人間の体を使った限界をこれからも表現していけたら」と話すと、下村監督も「賢人君には次回作も出てもらいたい」とシリーズ化に意欲を見せた。

 この日は総合格闘家の朝倉海(26)もリモートで参加。「もともと『キングダム』が大好きで。その2人が共演されていて凄い楽しみです」と応援メッセージを送った。

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