吉村府知事 新型コロナのPCR検査に「僕は広げていくべきだと思います、今後」

[ 2020年5月7日 17:37 ]

吉村洋文大阪府知事
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 吉村洋文大阪府知事(44)が7日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、新型コロナウイルスのPCR検査について、自らの考えを述べた。

 PCR検査をめぐっては、新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)が4日の記者会見で、PCR検査の現状に「今のままでは不十分」とし、尾身氏は、PCR検査を早期拡充できなかった理由について「帰国者・接触相談センター機能を担っていた保健所の業務過多だった」「入院先を確保するための仕組みが不十分だった」「検体採取者が十分でなく、検査実施のマスクや防護服の医療具も不足」などを挙げている。

 吉村知事は「PCR検査、これは、僕は広げていくべきだと思います、今後」とし、「PCR検査がなぜ広がらないのかっていうのは、検査をする、採取する人の確保ですよ」と指摘。そして「保健所を通す検査は当然やってますよ。保健所なんて通さずに、お医者さんがこれは必要と思ったら、専門のお医者さんじゃなくても、どんどん検査できるような態勢にしたいと思うんです。そうしたら誰がやるのって問題になってくる。防護服を着てPCR検査をやる、この作業の人材を確保するよう、僕は今、一生懸命やっています」と話した。

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2020年5月7日のニュース