5・8「Mステ」1カ月ぶり生放送再開 タモリ&並木アナも生出演!RADWIMPS新曲生披露

[ 2020年5月7日 12:00 ]

8日のテレビ朝日「ミュージックステーション」で新曲を生披露するRADWIMPS
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 新型コロナウイルスの影響により生放送を休止していたテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」(金曜後9・00)は8日から生放送を再開する。4月3日の3時間スペシャル以来、約1カ月ぶり。8日はMCのタモリ(74)と同局・並木万里菜アナウンサー(24)も生出演し、アーティストとリモートによるトークを交えながら番組を進行。ロックバンド「RADWIMPS」が今回の生出演のために新曲を制作した。

 番組は4月17日から3回、生放送を取りやめていた(4月10日は放送なし)。

 RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎(34)は「最初にお話を頂いた時、みんなが前を向けるような曲を作ろうと思い、制作を始めました。ですが、段々と、それだけでいいのかと違和感が生まれていきました。COVID―19は僕たちからたくさんのものを奪っていったと同時に、たくさんの気づきも与えてくれています。日常がいつか戻ってきたとして、それは今までとは違う新しい世界なんだと思います。企業や社会の仕組み、教育現場、政治のあり方。これからを生きる僕たちが、どんな世界にしていくのか。みんなが想像し、創造できるようにと願って作りました」と新曲に込めた思いを説明。

 新曲完成へ放送直前まで細かな作業を続けるといい「(5月4日現在)まだ完成もしていない曲なので(8日に披露するのが)不思議な気持ちです。希望をたくさん込めて、歌います。全国ツアーも全公演飛び、事態の出口も見えず悶々とした半ば鬱々とした自粛期間でした。今回、曲作りに没頭することで自分の生命力がみるみる上がっていくように感じました。この機会に感謝します」と意気込み。どのような楽曲をスタジオで生披露してくれるのか、注目される。

 <出演アーティスト(50音順)>
 ▼小沢健二「流動体について」
 「(自宅で演奏)今はみんな社会のことを考えている時なので“言葉は都市を変えてゆく”というテーマの『流動体について』を家でできる形で演奏したいと思いました。“その時々にできることは 宇宙の中で良いことを決意するくらいだろう”という歌詞を、新しい気持ちで届けたいです。“家での撮影はこうでも良いのではないか?”という、ちょっとふざけた撮影。普段見ているアメリカのテレビは、もう3月からずっと“コメディアンが自宅の本棚の前でスウェット姿でしゃべっている”というような内容になっていて、棚の本や置き物をガン見してばかりな気します(笑)。なので、新しいテイストの自宅からの発信をしたいです」
 
 ▼ゴスペラーズ「手を洗おう」(「ひとり」を手洗いソングに替え歌)
 村上てつや「アカペラのように、それぞれの声が合わさると、自然に楽しくなってきます。1日も早く、普通に何も気にせず、おしゃべりできる日が来たらいいなと思います。医療関係の方々だけでなく、命に向き合うお仕事の方々、そして生活に関わるあらゆる分野で今も働かれている方々に感謝の気持ちを込めて歌います」

 ▼スガシカオ「Progress」
 「もともとは誰かを応援する曲として作ったのですが、東日本大震災の時にも被災者の皆さんに向け、たくさん歌いましたし、今回のコロナ禍でも自分に向けて、みんなに向けて歌っています。先の見えない自粛生活、休業要請の中、毎日一歩ずつだけでも踏ん張って前に進んでいこうという思いを伝えたい。音楽にできることはちっぽけかもしれませんが、みんなの心が少しでも勇気づけられればと思っています」

 ▼Superfly「Together」(新曲初披露)
 「人と人とが引き離されるという世の中の状況に、なんでこんなことが起きるんだろう、と何度も考えました。そんな中、自然とメロディーが生まれ、そのメロディから“一緒にいたい”という言葉が聞こえてきました。それを形にしたいと思い『Together』という楽曲を制作しました」

 ▼Toshl「時代(中島みゆきカバー)」
 「約半世紀前の楽曲が時を超えて、時代を超えて、今まさにこのときに歌われるべき、また、多くの皆さまにお届けしたい、言の葉、旋律、メッセージだと思います。日本人の心にずっと寄り添い、歌い継がれてきた良質な音楽、歌の力で、聴いてくださる皆さまが、少しでも明るいお気持ちを灯していただけるよう、心を込めて歌いたいと思います。このような危機的状況の中で、音楽、歌というものも、決して不要不急なものではなく、とても大切な生きる糧になるものであるとの願いを込めて歌いたいと思います」

 ▼RADWIMPS「新曲(タイトル未定)」

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2020年5月7日のニュース