岡田晴恵教授 厚労相のコロナ受診目安の見直し発言に「4日とか2日とか、そういう期間も外れると思う」

[ 2020年5月7日 08:39 ]

 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が7日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。加藤勝信厚生労働相が6日に新型コロナウイルス感染が疑われる人が相談センターを通じて専門外来を受診してもらう目安を見直す方針を明らかにしたことに言及した。

 現在の目安では、風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続いたら相談センターを通じて専門外来を受診。医師が必要と判断すればPCR検査の対象となる。重症化の恐れがある高齢者や持病がある人は2日程度続いた場合としている。厚生労働省は、従来の「37・5度以上」の発熱の目安にこだわらず、一般の人も「高熱」と感じたら相談する案を検討している。

 岡田教授は「たぶん4日とか2日とか、そういう期間も外れると思うんですね。だから高熱などの症状とか息苦しさとかだるさだったら行ってくださいと。高齢者だとか糖尿病だとか妊婦さんのようなハイリスクの人の方は比較的軽い症状でも行ってください。ざっくり言うとこれくらいなのかなと。ただ、もうちょっと落としどころをこれから出してくるんじゃないかなって思います」と話した。

続きを表示

2020年5月7日のニュース