三山ひろし、自宅待機の子どもたちにけん玉の楽しさを 動画で「宿題」発信

[ 2020年3月27日 12:04 ]

けん玉動画の収録を行った三山ひろし
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 演歌歌手の三山ひろし(39)が27日、都内でユーチューブで配信する「春休みけん玉教室~本日の宿題は?~」の収録を行った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅待機を余儀なくされている子供たちに自宅でできるけん玉の楽しさを伝える動画。29日から5日間にわたり、毎日楽しい技を子供達への「宿題」として発表する。

 三山は「自宅待機の子供達の運動不足解消にお役に立てればと思います。お子様世代など若い人にけん玉を知っていただいて、それをやっている三山ひろしや演歌を知っていただくきっかけになれば」と話した。

 披露する技は難易度は低く、バラエティー色の強い簡単なものを選んだ。1日目の技「どじょうすくい」について、「いかに楽しくやるかがポイント。座ってできる技なので、家族みんなで楽しめます」と明かした。ユーチューブの「MAO.Yチャンネル」で、29日から4月2日まで毎日正午に配信する。

 また、子供達からのけん玉動画も募集する。三山が選んだ良い動画の投稿者にはけん玉グッズをプレゼント。参加方法はツイッターやインスタグラムに「#三山ひろしチャレンジ」をつけて動画を投稿するだけ。三山は「おもしろおかしく笑って、鬱憤(うっぷん)を晴らしてほしいです」と話した。

 感染拡大により、自身のコンサートやキャンペーンも軒並み中止。「コンサートに来て頂く方はご年配の方や、持病を持ってる方もいらっしゃる。今の状態では開催するのは難しい」と神妙に話し、「自宅にいる時間が長いので、家族と過ごす時間を取ることができたと前向きに捉えるしかないのかな」と心境を明かした。目標としているけん玉検定5段合格に向けた練習もしているが「やればやるほど壁にぶつかって…。正直、けん玉は見たくない」と苦笑しながら漏らした。

 また、三山は東京五輪・パラリンピックの聖火リレーに高知県の推薦に選ばれていた。地元の高知県南国市を走る予定だった。開催延期によりリレーも一旦中止となったが「トーチと同じ重さの木を持って走る練習もしていた。お楽しみは後に取っておくという気持ちで待っていたい」とリベンジを願った。

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