上野公園など花見自粛要請 都民に「危機意識高めて」東京のコロナ対策会議

[ 2020年3月27日 13:16 ]

 東京都は27日、新型コロナウイルス感染症の対策本部の会議を開いた。感染拡大に備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づき、首相が緊急事態宣言を発令できるようになったことに伴い、都から国に運用方法の検討や、結果の情報提供を求めていることが報告され、小池百合子知事は「危機意識を高める必要がある」と述べた。

 都は同日、全ての都立公園で花見の自粛を求めると共に、花見の名所として知られる上野公園、代々木公園、井の頭公園では一部通路を通行止めにすると発表した。

 小池氏は都の対策会議で、26日に都が発表した感染者が過去最多の47人になったことに触れ「これまでにない増加傾向だ。感染者が爆発的に増加するかどうかの岐路にある」と強調。上野動物園などの都立施設の休園や閉鎖を4月12日まで続けると述べた。

 来週以降も平日はできるだけ在宅勤務することや、夜間や週末の不要不急の外出自粛を求める都民への要請内容を再確認。一部で見られる食料品の買いだめなどの行動に「必要な量の購入にとどめ、冷静な行動をお願いしたい」と呼び掛けた。

 政府の対策本部立ち上げに伴い、都も26日に対策本部を設置した。

 会議では、都庁職員がこれまで感染防止策として週4日実施していたテレワーク勤務を、来週から原則毎日とし、終日か午前、午後のいずれかに取り組むことも報告された。

 小池百合子知事は26日夜、安倍晋三首相と官邸で面会し、空港検疫といった水際対策強化や大胆な財政措置などを要望した。

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