本木雅弘、理想の夫婦像は「2人並んで同じ方向を見る」 義母・樹木希林さんには「半ば傷付きながらも…」

[ 2020年2月10日 21:31 ]

本木雅弘
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 俳優の本木雅弘(54)が10日放送のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」(月曜後7・30)にゲスト出演し、理想の夫婦像について語った。

 ステキな家族を求めて日本中を巡る“ぶっつけ本番”の旅番組。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)で斎藤道三を演じる本木は、道三ゆかりの地・岐阜市でロケを敢行した。冒頭から「こんな過酷な番組ないですよね」とこぼし、「巡る本人にとってはすべて予定不調和の記録ですよね。台本がもらえないと仕事ができない人間に対して、素をさらせっていう、これほど酷なことはありません。最悪な気分です」と語り、笑わせた。

 本木は落語家・笑福亭鶴瓶(68)とともに街歩き、結婚式の前撮りを行うカップルを発見した。エッセイスト・内田也哉子さん(43)を妻に持つ本木は、どんな家庭を築きたいかと尋ねた後、「ケンカするときもそうですけど、向き合いすぎてもダメらしい。お互い向き合うっていいことのように見えるけど、向き合いすぎると揉めるときは揉める。だから、2人並んで同じ方向を見る」と夫婦のあり方についてアドバイス。「2人のモットーにします」と返され、笑顔を浮かべた。

 その後、洋品店で出会った女性の自宅を訪問した本木。女性は自身の息子夫婦、孫と同居しており、一家を前に「明るく率直に何でも言ってくれる人が家族にいると楽しいじゃないですか。私も義母(樹木希林さん)がとても率直なもの言いだった」と回想。続けて、「ズバズバ言われながら、半ば傷付きながらも、いろいろなことに気付いていけた。やっぱり一つのおうちの中に年齢の幅があったほうがね」と語った。

 本木はスタジオでロケを振り返り、「まさに人に歴史ありって感じで、本当にいろいろなものを背負って生活されているんだなって思いました」と感想を口にしていた。

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2020年2月10日のニュース