歌舞伎で「ナウシカ」 菊之助が自ら交渉「どうなるかワクワク」

[ 2019年10月1日 05:30 ]

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の製作発表に出席した中村七之助(左)と尾上菊之助
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 歌舞伎俳優の尾上菊之助(42)と中村七之助(36)が30日、都内で新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」(12月6~25日、東京・新橋演舞場)の製作発表に臨んだ。

 宮崎駿監督(78)が1982年から13年にわたりアニメ誌「アニメージュ」で連載し、84年にはスタジオジブリの第1回作品として自ら映画化した記念碑的な作品。菊之助は映画のテレビ放送を見て魅了され「原作を読んで、壮大で深いテーマにますます引かれていった」といい、自ら歌舞伎化の交渉に当たった。

 ハリウッドからの実写化オファーも断っていたという宮崎監督だが、タイトルを変えないこと、自分は協力しないことを条件に許諾。主人公のナウシカを演じる菊之助は「現代に残っている古典と同様、普遍性が貫かれている作品。歌舞伎と融合した時にどうなるかワクワクしている」と胸を高鳴らせた。

 原作7巻を全て描くため、昼夜の通し公演となる。松竹が「新作歌舞伎では、恐らく江戸時代にまでさかのぼる」という異例の興行で、昼夜で8時間を超える大作になる見込みだ。

 ◆「風の谷のナウシカ」 火の七日間と呼ばれる戦争によって産業文明が滅び、大地のほとんどが蟲(むし)が生き有毒な瘴気(しょうき)を発する腐海に覆われた世界。風の谷の族長の娘ナウシカは、その謎を解き明かすための日々を過ごしていた。だが、火の七日間で世界を焼き尽くした巨神兵を復活させる秘石を手にしたことから、大国の抗争に巻き込まれていく。原作の発行部数は1600万部を誇る。

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