尾野真千子 江戸の悪女になりきる秘訣は…「やっぱり着けないのが一番」

[ 2019年10月1日 16:11 ]

ドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠」の試写会に出席した尾野真千子
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 女優の尾野真千子(37)が主演するNHK BSプレミアムの連続ドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠」(日曜後10・00)の試写会が1日、都内で開かれた。

 「牡丹燈籠」は、恋い焦がれて亡くなった美しい娘の幽霊が、愛しい相手のもとに夜な夜な現れる怪談として有名。原作は初代三遊亭圓朝による全22章の長編落語で、高座では3~4日を要するとされる。男女の色欲が生々しく交錯するドロドロの人間ドラマと、20年間にもわたる仇討ちなどの全編を初めて映像化して、新たな視点と演出で描く。

 尾野は主君を殺し、家の乗っ取りを策する奥方付き侍女役。密通の不義を犯す旗本の放蕩息子を演じる柄本佑(32)とは、濃厚なラブシーンなどもある。

 悪女役について、役作りから「またね、悪女なんですよ、私ね」と秘話を紹介。「大変なシーンもあるわけじやないですか。なので、ブラジャーを着けないっていうね、ってことをしました」とノーブラで演技に挑んだことを明かした。

 「ちょっとでも(下着が)見えちゃうと…自分の中でもそうですけど、ブラジャーに触っている、ブラジャーが見えたらどうしよう」と、気にならないように尾野なりに考えたという。「そういうインナー的なものが、この(江戸)時代にないものが見えたら嫌だから。着けないで綺麗に見えるってことは、どうしたらよいか。やっぱり着けないのが一番で、頑張りました」と胸を張った。

 柄本から「それは頑張りなのか?」と突っ込まれると、「楽しんでました」と笑顔を見せた。

 脚本・演出を担当した源孝志氏は、「尾野さんと柄本さんは、第2話以降、ますます悪くなっていきます」と宣言。これにはも同席した若葉竜也(30)と上白石萌音(21)も爆笑した。

 放送は全4回で、第1回のみ30分延長して79分。

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