上野樹里主演“月9”「監察医 朝顔」特別編も11・9%で2桁獲得

[ 2019年10月1日 09:53 ]

月9「監察医 朝顔」で主演を務めた上野樹里
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 女優の上野樹里(33)が主演を務めたフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)の2時間スペシャル「特別編」(後9・00~10・54)が9月30日に放送され、平均視聴率11・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。連ドラ本編に引き続き、特別編でも2桁を獲得し、好調をキープしたまま、次作へのバトンとなった。

 上野が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来13年ぶりに月9挑戦。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を原作に、新米法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて真実を明かしていくヒューマンドラマ。法医学者と刑事(時任三郎)という異色の父娘を描いた。

 朝顔が阪神・淡路大震災で母を亡くしたという原作漫画から、ドラマは東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明になっているという設定に変更。フジの連続ドラマとして初めて東日本大震災を真正面から扱った。

 連続ドラマ本編は、初回13・7%で好スタートを切ると、第2話=12・3%、第3話=12・3%、第4話=12・3%、第5話=12・3%、第6話=14・4%、第7話=11・4%、第8話=10・2%、第9話=12・7%、第10話=12・3%、最終回=13・3%と最後まで2桁をキープして終了。同枠の作品で全話2桁は17年7月期の「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―3rd season」以来、2年ぶり。また、全11話の期間平均は12・6%で、7月クールのGP帯の連続ドラマではトップの好成績を残した。

 特別編のタイトルは「監察医 朝顔 特別編~夏の終わり、そして~」。朝顔(上野)たちが新たな一歩を踏み出したある日、興雲大学法医学教室に推定70歳から80歳の高齢者の遺体が運ばれてくる。外傷もなく、身元につながる物は一切身につけておらず、指紋を調べても何も出ず、歯も1本もない状態。あまりに手掛かりのない遺体を前に、朝顔が思い出す事件とは…。朝顔と夫・桑原(風間俊介)の出会い“エピソード0”も描かれた。

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