AKB48小栗有以「あな番」で役作りヒント「早苗さんのように…」 チーム8単独舞台開幕

[ 2019年9月4日 18:30 ]

「Bee School」ゲネプロを公開したAKB48チーム8
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 AKB48チーム8が4日、東京・品川プリンスホテルクラブeXで、舞台「Bee School」初日を迎え、本番前に報道陣にゲネプロを公開した。

 昨年の「KISS KISS KISS」に続く、チーム8単独舞台の第3弾。虫たちの学校に入学した生徒たちが、自分たちの置かれた境遇に苦悩しながらも、個性の大切さに気づき、前向きに生きようと決意する物語。主人公ミッツ役で舞台初主演の倉野尾成美(18)は、「最初はできなかった状態だったので、主役と言われても引っ張って行こうという気持ちになるまでが大変でした。通し稽古が終わって、やっとできたかな」と、苦戦しながらも手応えを口にした。

 ミッツの親友ポタ役の小栗有以(17)は、最初は弱気でおどおどしているものの、徐々に自信を付けて変わっていくという役どころ。演出家と相談をする中で、日本テレビ系ドラマ「あなたの番です」に役作りのヒントを得たという。「ドラマで早苗さんという方の役が、見た目はいい方そうなのに、実は裏のある役なんです。演出家さんに『私の役が早苗さんみたいな感じだよ』と言っていただいて、ちょうどドラマを見ているので、想像しやすかったです。早苗さんのように、みんなの前ではおどおどしているけど、だんだん変わっていって、実はみんなより強い心を持っているという役を見せられるように研究します」と意気込んだ。

 すると、太田奈緒(24)「私も『あなたの番です』の記憶喪失になった袴田吉彦さんの役を参考にしていて…」と告白。さらに佐藤七海(19)も「ひねくれ者で変わっている役なんですけど、『あなたの番です』で言うと(奈緒演じる)尾野ちゃんを意識していて、不思議ちゃんを表現できるように頑張っています」と続き、メンバー同士でクスクスと笑いが起きていた。

 佐藤七は9月いっぱいでグループを卒業する。「学校を卒業するシーンをやっていると、現実感がすごくあって、しんみりしちゃう。演技するのも最後かもしれないので、千秋楽まで演じ切りたいと思います」と気合を入れていた。

 囲み取材にはほかに、佐藤朱(22)濵咲友菜(18)清水麻璃亜(21)が登壇した。13日まで。

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