安倍首相「託したバトンは…次の時代を担うジャニーズのみなさまへと」ジャニーさんお別れ会弔電全文

[ 2019年9月4日 14:08 ]

 「たのきんトリオ」「SMAP」「嵐」などを送り出し、男性アイドルブームをけん引したジャニーズ事務所のジャニー喜多川(本名喜多川擴=きたがわ・ひろむ)社長(享年87)の「お別れの会」が4日、東京ドームで執り行われた。会は2部に分かれ、午前11時からの「関係者の部」では、近藤真彦(55)が「たくさんの弔電を頂いておりますが、1通だけ、ご紹介させて下さい」として安倍晋三首相の弔電を読んだ。全文は以下の通り。

 ジャニー喜多川さんのお別れの会にあたり、心より哀悼の意を表します。

 突然の訃報に世代を超えて日本中が大きなショックを受けました。それはジャニーさんが昭和、平成、そして令和と、それぞれを代表するスターを生み出して来られたことの所存だと思います。

 それぞれの人の胸に、それぞれの青春の時代のジャニーズのスターがいる。その歌声に、そのパフォーマンスに、多くの人が魅了され、明日への希望と元気をもらってきたことは間違いありません。

 ジャニーさんは半世紀以上にわたり、まさに我が国を代表するプロデューサーとして、ショービジネスの世界に新風を吹き込みエンターテインメントの新たな可能性を追い求められてこられました。

 同時にタレントのみなさん一人一人と人間として向かい合い、育みながら、その新たな挑戦を後押ししてきました。

 今や、歌や演劇のみならず、映画、ドラマ、バラエティー、報道情報番組など、タレントの方々の活躍は単なるアイドルの枠だけではなく、大きく拡大しております。すべてはジャニーさんという稀代のプロデューサーの存在無くしてはあり得なかったことだと思います。

 エンターテインメントを通じて世界中に幸せを運びたい。倒れる間際まで劇場やスタジオに足を運び、次の時代を担う若者たちへの熱心な指導を続けられたのには、そのほとばしるような情熱が成せる業であったことでしょう。

 令和の新しい時代を迎え、今月からは我が国で初めてのラグビーのワールドカップが開幕します。来年は東京オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪関西万博、日本全体が大きく盛り上がっていく、まさにこの時にジャニーさんを失ったことは本当に残念で、仕方ありません。

 しかし、ジャニーさんへのエンターテインメントへの熱い思い、託したバトンは、必ずやジュリーさん(藤島景子副社長)、滝沢さん(秀明ジャニーズアイランド社長)をはじめ、次の時代を担うジャニーズのみなさまへと、しっかりと受け継がれていくと私は確信しております。

 ですからジャニーさん、どうか安らかに、お眠り下さい。これからも後進の方々のご活躍、発展をどうか見守ってください。日本中にたくさんの勇気と感動を与えてくださり、本当にありがとうございました。

  令和元年9月4日
  内閣総理大臣 安倍晋三

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