テレ東社長 「きのう何食べた?」続編に言及「次のシリーズを作っていけら」

[ 2019年5月30日 15:20 ]

「きのう何食べた?」主演の西島秀俊
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 テレビ東京の小孫茂社長(67)が30日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、話題となっているドラマ「きのう何食べた?」(金曜深夜0・12)について「次のシリーズを作っていけら」と続編の可能性に言及した。

 同作について、小孫社長は「深夜番組ですけど、相変わらず、高い視聴率をいただいている。本当にこれは手応えがあると考えております」と報告。主演の2人の熱演や原作の力を称賛し、「かなり幅広い層、女性像に大変な人気をいただいております。私共としては嬉しい限りです」と続けた。

 視聴者の声として「続きが見たい」「ずっと続けて」という要望は多いことに触れ、「ネットの世界でもいろいろな再生回数の記録を依然として続けております。そういう皆さんのご要望に応えるためにも、パート2とか、スペシャルとか、新たなコンテンツ、次のシリーズを作っていけらと思っております」と話した。

 同作は「モーニング」(講談社)連載中で単行本累計発行部数500万部を超えるよしながふみ氏の同名コミックが原作。料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗(通称シロさん)とその恋人で人当たりが良い美容師・賢二(通称ケンジ)の同居生活を食を通じて描く人気ドラマ。人気コミックの実写ドラマ化とあり、放送前から話題となっていた同作。放送後には「きのう何食べた?」が世界トレンド1位になる盛り上がりを見せた。初回平均視聴率3・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタート。第1話の見逃し配信は同局の無料動画配信サービス「ネットもテレ東」で配信開始から155万回を突破し、歴代最高再生数を記録。5週連続100万回再生記録するなど、大きな反響を呼んでいる。

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2019年5月30日のニュース