小川彩佳アナ テレ朝最後の出演で涙「幸せな12年」アベプラが退社決断の理由の1つ

[ 2019年3月29日 22:45 ]

ニュース番組「AbemaPrime」を卒業したテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(C)AbemaTV
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 今年2月に1歳年上の一般男性との結婚と退社を電撃発表したテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(34)が29日、昨年10月から司会進行を務めたインターネットテレビ局「AbemaTV」のニュース番組「AbemaPrime」(月~金曜後9・00)を卒業した。番組のラストに約6分間のあいさつ。最後は目を潤ませながら「テレビ朝日アナウンサーとしてお伝えするのが今日で最後になります。本当に幸せな12年だったなと振り返って思っています」と感謝した。

 2007年4月、テレビ朝日入社。11年4月期から7年半にわたり「報道ステーション」(月~金曜後9・54)のサブキャスターを務め、新天地「アベプラ」に異動。「半年という短い時間でしたが、こんなに毎日毎日が長く濃厚で、刺激的な半年間というのは、これまでの人生でなかったんじゃないかと思えるぐらいでした」と回想した。

 「答えのない問題を突き詰めて考えてみたり、多様な意見があることを知って自らを省みたり、二極化して考えがちなところの中間点を探ってみたり。そうしたことがたっぷり時間を使ってできる本当に貴重な場所にいさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。そういう空間をつくってくださったのは、ここにいらっしゃる出演者の皆さま。自分の足で立って、自分の言葉で語る、本当に個性的出演者の皆さんと触れ合うことができたというのも、何か私が退社という決断をする1つの理由になったと言いますか、1つ私の背中を押した、そんな出会いだったんじゃないかなと思います。皆さまとの出会いは私の大きな財産になっています」。新挑戦となったこの番組が退社のきっかけの1つになったと明かした。

 今後については「厳しいお叱りの言葉を掛けてくださった皆さま、優しく包み込んでくださった皆さまに少しずつでも恩返しをしていけるように、これから一歩一歩、自分の力で自分の正解を探していけたらいいなというふうに思っています」と語った。

 冒頭には「最後の日となってしまいました。今週は1日1日がものすごく長くて、金曜日が来ないんじゃないかと思いました」と心境。テレ朝1階・けやき坂スタジオから公開放送され、スタジオの外には多くのファンが詰め掛け「皆さんの愛に支えられました」と感謝した。

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