フジ社長 裕也さん、ショーケンさん悼む「ご冥福を祈っております」

[ 2019年3月29日 16:26 ]

内田裕也さん(右)とも親交があった萩原健一さん
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 フジテレビの宮内正喜社長(75)が29日、東京・台場の同局で定例会見を行い、17日に肺炎のため79歳で死去したロック歌手内田裕也(本名・内田雄也)さんを悼んだ。

 同局では、内田さん主催の「ニューイヤーズワールドロックフェスティバル」を長年放送しており、昨年8月に放送されたドキュメンタリー「ザ・ノンフィクション 転がる魂 内田裕也」では内田さんに1年間密着した。同番組では、昨年9月に他界した妻で女優の樹木希林さん(享年75)がナレーションを担当したことでも話題となった。先日、4月3日にお別れの会が行われることが発表されたばかり。

 宮内社長は「ロックフェスティバルをずっと放送させていただいた。『ザ・ノンフィクション』でもずっと内田さんの密着取材の番組を制作して放送した。ナレーションを樹木希林さんがされるということで、私どもともいい関係でおれた人物だと思っております」としたうえで「大変残念に思っておりますし、ご冥福を祈っております」をコメント。お別れの会への出席も明言した。

 また、「ショーケン」の愛称で親しまれ、ドラマ「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」などで活躍した俳優の萩原健一(はぎわら・けんいち、本名敬三=けいぞう)さんが26日午前10時30分、消化管間質腫瘍のため死去したことが28日に伝えられた。

 宮内社長は「ショーケンさんに関しましては、おととしの『(2017FNS)うたの夏まつり』に生出演していただいたというご縁もありますし、それ以前はドラマ等でもご縁があったわけですし、報道によりますと、2011年から闘病生活されていたことを初めて知ったわけですけれども、ご冥福を致しますし、大きな才能が日本としては失われたなという気持ちでいっぱいです」とした。

 内田さん、萩原さんについて、今後、特番などの用意があるか?と聞かれた編成担当の石原隆取締役(58)が「今のところ、ございません」と回答するにとどめた。

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2019年3月29日のニュース