西城秀樹さん遺族 広島県に500万円寄付、西日本豪雨復興支援

[ 2018年8月24日 09:00 ]

西城秀樹さん
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 5月に63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さん=写真=の遺族が、西日本豪雨の復興支援のため、義援金500万円を広島県に寄付したことを県が23日、発表した。

 関係者によると、先月17日に東京など3都市で行われた映画「ブロウアップ ヒデキ」の上映会会場に設置した募金箱に寄せられた義援金と、西城さんの遺産のうち一部が充てられた。西城さんの妻で所属事務所代表の木本美紀さんが22日、広島県庁を訪れ、義援金を手渡したという。

 西城さんは生前、故郷の広島県をはじめ、ゆかりある物への感謝を口にしていたことから、遺族が遺志をくみ取る形で、災害直後から支援を模索していた。ファンからも、広島への支援を求める声が多く寄せられたという。物的支援や現地ボランティアという手段も検討されたが、四十九日法要を終えるまで多忙だったこともあり、義援金を被災地に託すことにした。

 美紀さんは「広島県は主人が生まれ育った。少しでも恩返しができたらと思います」とのコメントを出した。

 ≪秀喜氏も、金額非公表≫日本財団が巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)から災害復興支援金の寄付があったと発表した。寄付額は非公表。松井氏は「甚大な被害を受けた岡山、広島、愛媛には現役時代、何度も訪れ、たくさんの素晴らしい思い出が残っている。少しでも力になりたいと思っています」とコメントした。

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2018年8月24日のニュース