やり投げ第一人者の村上幸史 始球式最速145キロ更新に挑戦

[ 2015年6月6日 10:00 ]

DeNAの中畑監督(左)から直接指導を受けた村上幸史

 09年世界陸上の男子やり投げで銅メダルを獲得した村上幸史(35=スズキ浜松AC)が、6日に放送されるTBS「炎の体育会TV」(後6・55)で始球式最速記録に挑む。過去最速は145キロ。プロ野球の監督、コーチの指導を受け、やり投げ界の至宝は新記録を樹立することができるのか?

 プロ野球の始球式史上最速は、元日本ハムの新庄剛志氏(43)が引退から2年後の08年に記録した145キロ。村上は中学時代野球部に所属し、強豪校から勧誘が殺到するほどの好投手だった。さらに陸上部に所属していた大学時代には、野球部に「素人は絶対に140キロとかでないよ、出るわけないじゃん」とバカにされ、投げてみたところ152キロをマークし野球部員の度肝を抜いたという逸話を持つ。

 本番の1週間前、DeNAの中畑清監督、川村丈夫投手コーチらが見守る中、横浜スタジアムのブルペンで特訓。最初は141キロだったが、中畑監督の助言で143キロ、145キロとみるみるスピードを上げ、最終的には147キロをたたき出した。

 指揮官は「すげぇボールだ!スカウトしていいの?」「こんなアマチュア見たことないよ!」と絶賛し「彼が28歳だったらすぐスカウトする!」と大興奮。三浦大輔投手も「全然速いな」と舌を巻いていたという。

 この企画へ村上を駆り立てたものは、陸上選手はすごいんだというプライド。走るのが一番速いのが陸上選手であることはもちろん、投げることだって一番だ、それくらいアスリートとしてのポテンシャルがあるんだという強い思いがあるからこそ、自慢の“猛肩”を披露することを決意した。

 「記録更新してみせます」と意欲満々の村上は5月28日、横浜スタジアムで行われたDeNA―オリックス戦に“登板”。妻、息子が見守る中で投げ込んだこん身の直球はキャッチャーミットに一直線。果たしてそのスピードは――?

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