日本ハム・万波 数百万円での自腹トラックマンで“打撃研究”「打球速度と回転数を意識」

[ 2023年12月19日 06:00 ]

2軍本拠の千葉・鎌ケ谷でトラックマンを使用して打撃練習を行う日本ハム・万波
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 “打撃研究”に没頭した。日本ハム・万波が、2軍本拠の千葉・鎌ケ谷で自主練習を実施。このオフに数百万円で自腹購入した高性能弾道測定器「トラックマン」を使用しながら打撃練習を行い「打球速度と、打球の回転数を意識してました」と汗を拭った。

 メーカー担当者も立ち会う中、室内練習場で黙々とバットを振り、一球ごとに高性能の機器からはじき出される数値をタブレット端末で確認した。目指す打球速度はメジャートップクラスの190キロ。この日の最速は172・8キロで既に国内トップレベルだが「まだまだライナーで捉えきれてないし、筋量だったりもまだまだ。体の動き自体も(仕上がりが)まだまだです」と求めるものはまだ先にある。今季の試合中には自己最速181キロをマークしていた。

 映像も撮影でき、数値とともにスイングの形の確認も可能。このオフの練習では常に使用していく考えで「こういう動きだから、いいスイングでいい打球がいったとか、いろいろ見られる」。40本塁打を掲げる来季へ、真冬の打撃研究は続く。(田中 健人)

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