山川穂高 移籍決断に時間要したのは「不祥事を起こしていますので…」西武ファンから「頑張って」の声も

[ 2023年12月19日 15:12 ]

入団会見を行う山川(撮影・中村 達也)
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 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使しソフトバンク移籍が決まった山川穂高内野手(32)が19日、入団会見を行った。契約は4年12億円プラス出来高払いで、背番号は「25」に決まった。

 会見の冒頭で山川は「この度、ソフトバンクホークスさんにお世話になることになりました。まず、ここまで決断に時間がかかってしまい、本当に申し訳なく思っております」と第一声。そして、一連の私の不祥事によって、ライオンズファン、ライオンズ球団、プロ野球ファン、すべての関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」と今年5月に知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検され、8月下旬に嫌疑不十分で不起訴処分となった件を謝罪し、頭を下げた。

 決断に時間を要した理由として「ライオンズさんは10年間、お世話になっている球団ですし、不祥事を起こしていますので、その辺も考えた上で最終的には決断したんです。そこが一番の要因になります」と説明した。

 移籍の決め手については「ホークスさんに決断した一番の理由は三笠(杉彦)GMとお話した時、いただいた言葉の中で“絶対に優勝したい、一緒に頑張りたい、戦力になってください”と言ってもらえたことが自分の心に強く刺さりました。それが一番の理由になります」と語った。

 それでも古巣・西武への思いを問われると「叱咤激励、頑張ってと言ってくれる方もいた」と感謝。「自分がこれを戒めとしてやっていき続ける」とした。

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