巨人・坂本 川上哲治超え歴代単独13位2352安打 12位落合博満まであと19安打

[ 2024年5月15日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―1DeNA ( 2024年5月14日    富山 )

<巨・D>2回、坂本は安打を放つ(撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本が「打撃の神様」を超えた。2回先頭。ケイの155キロの内角直球を、右前にはじき返し一、二塁間を破った。通算2352安打とし、球団OBの川上哲治を抜き、歴代単独13位に浮上した。

 偉大な球団の先輩を抜いたが「個人的な記録よりチームのこと」と、岸田の決勝2ランにつながる一打になったことを喜んだ。富山県は球団創設者の正力松太郎の出身地。「今のプロ野球人気は、先輩たちが築いてきてくれたもの」と感謝してプレーを続けるプロ18年目が、初代オーナーのお膝元で意味ある1安打を放った。

 次の照準となる歴代12位の落合博満の2371安打に、あと19安打だが「(状態は)まだまだ。1点差で粘って、チームが勝ったことが良かった」と冷静だった。

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