山川穂高がソフトバンク入団会見 気になる人的補償「宝の山」にネットでは予想が加熱

[ 2023年12月19日 13:45 ]

ユニフォームを来て背番号を見せる山川(撮影・中村 達也)
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 西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使しソフトバンク移籍が決まった山川穂高内野手(32)が19日、入団会見を行った。契約は4年12億円プラス出来高払いで、背番号は「25」に決まった。

 会見の冒頭、山川は「一連の私の不祥事で多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪。「西武ライオンズさんは10年間、支えてもらい感謝している」と古巣への感謝を口にした。

 山川の今季年俸は2億7000万円。西武はソフトバンクから「年俸の80%」もしくは「人的補償プラス年俸の50%」を求めることができる。ソフトバンクは28人の選手をプロテクトすることができ、西武が人的補償を選択した場合、リストから外れた選手を獲得することができる。

 山川去就の決定に、西武ファンからは「どこにいても応援しています」「やっと決まったかおめでとう」と応援の声が。

 また、「ようこそホークスへ!おかえり九州沖縄!」「山川獲得結構でかい」「60本打ってくれ」など今期3位に終わり3年連続優勝から遠ざかっているソフトバンクファンからも、通算218本塁打を誇る長距離砲への期待が寄せられた。

 加えて、ファンの間では人的補償予想が過熱している。

 安定した守備力でチームを支え、「三井ゴールデン・グラブ賞」4年連続4度目の受賞となった中村晃内野手や、メジャーリーガー並の打撃速度で高いポテンシャルを持つリチャード内野手。22年、新人で37年ぶりの2桁本塁打&2桁盗塁を決めた野村勇内野手など、様々な予想がネット上ではあがっている。

 ソフトバンクは今季、支配下だけで9人に戦力外通告を行った。ただ、戦力外となった上林は中日が、嘉弥真はヤクルトが、森はDeNAがそれぞれ獲得を発表するなど、他球団にとっては「宝の山」。それだけにどのような選手がプロテクトリスト28人から外れるのか、ファンは関心を寄せている。

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