オリックス宮城は倍増の1億6000万円で更改「すごく濃い1年」最優秀防御率のタイトル奪取に意欲

[ 2023年12月19日 15:34 ]

<オリックス契約更改>サンタ帽を被りポーズをとる宮城大弥(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの宮城大弥投手(22)が19日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸8000万円から倍増の1億6000万円(金額は推定)でサインした。

 プロ5年目での大台突破。山本の5年目の年俸1億5000万円も超え、「WBCから1年間本当にありがとうという言葉をいただいた」と納得の表情を見せ、「すごく濃い1年だったが、最後に悔しい思いをしたので、来年はいい経験をした分、生かしながら、最後に勝ちたいなと思う」とさらなる飛躍を誓った。

 高卒4年目の今季はローテーションの一角として22試合に登板してチーム最多3完封を含む10勝、リーグ3位の防御率2・27をマークしてリーグ3連覇に貢献。9月に体調不良で離脱したが、阪神・藤浪、日本ハム・大谷以来となる高卒4年目での3年連続2桁勝利を達成した。

 メジャー挑戦の山本が抜ける来季はエースとして期待がかかる。「まだまだエースと呼ばれるような実力も存在感もない。もっともっといい投手がいますので、切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張れたらと思う。(最優秀)防御率を取りたいです」とタイトル奪取に意欲を見せた。

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