大谷翔平の元女房役　もし侍Jに選出されていたら…？　「そのことはショウヘイとも話した」

2022年、＜エンゼルス・レンジャーズ＞引退セレモニーでファンの声援に応えるスズキ
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　エンゼルスで大谷翔平投手（29、現ドジャース）らとバッテリーを組み、昨年限りで引退したカート・スズキ氏（40）が18日放送のBSテレ東「サムライの魂を持つ男」（後7・00）に出演。元日本ハムの斎藤佑樹氏（35）と対談した。

　引退後、エンゼルスGM補佐を務める日系3世のスズキ氏は、今春の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で初の日系選手として日本代表入りしたヌートバーについて「若いし、感銘を受けた。大舞台で世界最高の選手たちと戦う姿を見てワクワクした。日系アメリカ人の子供達に若くして成功する姿、世界最高の選手たちと戦う姿を見せてくれた。とても強くて速くてスキルを持っている素晴らしいアスリート」と絶賛した。

　もし、自身が選出されていたら？と問われ「そのことはショウヘイとも去年話しました。その後、彼は監督と話すと言っていたけれど、僕はもう年ですから。フィジカル面の準備は大変だったと思う」と述べた。

　一方で「有能な選手が多くいますし、日本はWBCで優勝したのですから、招集されていたらとても名誉なこと。あんなに素晴らしい選手と一緒だったら楽しかっただろうし」とも語った。

　16年間現役としてプレーしたスズキ氏から見た日本人選手について、イチロー氏については「彼ほど速い選手はいない。あれほど肩が強くて打てる選手はいない。言うまでもなく、これまでで最高の選手です。日本ではもちろん。メジャーでもね」と絶賛。

　松井秀喜氏とはヤンキースでの同僚。「プロらしく懸命に働き、素晴らしいルーティンをこなしてたい。ナイスガイで素晴らしいチームメート、素晴らしいバッターでした」と振り返った。

　そして大谷。「とても簡単そうにプレーしているので、ついそれが当たり前に思ってしまったり。彼は面白いし、一緒にいて最高ですよ」と、前人未到の二刀流を支えた時間を振り返った。