阪神・小野寺が来季の誓い 「ビッグ・マウンテン(大山)さんの前か後ろを打てるように」

[ 2023年12月19日 05:15 ]

ダイヤモンドヘッド登頂を喜ぶ(左から)栄枝、小野寺、桐敷(撮影・大森  寛明)
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 阪神・小野寺が17日(日本時間18日)の早朝、桐敷、栄枝と3人でハワイの人気スポット「ダイヤモンドヘッド」の登頂を果たした。

 標高232メートル、距離にして約1キロ強のトレッキングコースを約30分かけて踏破し、頂上では心地よい疲労感を漂わせて記念撮影に臨んだ。その下山後の取材。来季目標として、オフの自主トレをともにする4番・大山とクリーンアップを形成する誓いを立てた。

 「来年はレギュラーを獲って、ビッグ・マウンテン(大山)さんの前か後ろを打てるように、ふもとになれるように頑張ります!」

 師と仰ぐ男との“競演”こそが、24年のテーマだ。今季はスーパーサブとして43試合に出場し、打率・347の好成績を残した。外野の両翼はもちろん、佐藤輝が不振にあえいだ際には先発三塁も任された。その中で大山の前後となる「3番」もしくは「5番」を任された試合は10試合。来季はこの数字を増やし、定位置をつかんでこそ、胸を張れる。

 「だいぶ自信を持てた部分もたくさんあったが、それだけに頼らず、もっと(攻守に)磨きをかけていく」

 今回の旅行中には大山夫妻と食事に出かけた。来年1月から始まる合同自主トレの内容にも話は及んだ半面、「半分くらい猫の話」と笑顔。たっぷりと英気は養った。帰国後は心機一転、飢えた虎狼(ころう)のごとく貪欲にレギュラーをつかみにいく。(八木 勇磨)

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