亜大監督に正村公弘氏 「応援したいただけるチーム目指す」

[ 2023年12月19日 13:09 ]

新主将として意気込みを語った亜大の正高(撮影・村井 樹)
Photo By スポニチ

 東都大学野球リーグ1部に所属する亜大は19日、24年1月1日付けで前八戸学院大監督の正村公弘氏が新監督に就任することを発表した。8月に就任した鈴木一央監督は秋季リーグで1部残留に貢献したが、退任する。

 ▼亜大・永綱憲悟学長 皆様、日頃より本学並びに本学硬式野球部活動へのご理解、ご支援まことにありがとうございます。ご承知の通り、硬式野球部はこの秋のリーグ戦で、序盤は苦戦したものの、最終盤に勝利を重ね、惜しくもAクラスは逃しましたが4位の戦績を収め、来期も1部リーグで戦えることとなりました。去る8月、急な就任要請をお受けいただき、見事にチームをまとめ、この成果を収めた鈴木一央監督並びに山下達也コーチに、この場をお借りして大いに御礼申し上げたいと思います。

さてお二人はこれをもって監督、コーチとしての役目を終え、来春より本学での事務職業務に戻ります。そこでこの度、正村公弘氏を新監督として招聘し、野球部指導をお願いすることといたしました。正村氏は八戸学院大学硬式野球部監督を長く務め、その間大学野球選手権大会出場等も果たし、のちにプロ野球選手となる学生も多く育てて来たベテランの指導者です。学生スポーツにおいては勝利と並んで、一人ひとりの選手の人間としての成長が大切であると本学では考えています。この学生の成長の大切さということを正村氏は最もよくわきまえており、選手やスタッフと十分コミュニケーションを図りつつ、広い視野で野球部指導を行っていただける方です。そのことが氏を招聘するに至った大きな理由の一つです。

正村新監督のもとで、本学硬式野球部が学生スポーツの本分にたがうことなく精進し、リーグ優勝、そして日本一を目指すことを大いに期待しております。どうか皆様、引き続き本学硬式野球部へのご指導、ご声援よろしくお願い申し上げます。

▼正村公弘氏 この度、亜細亜大学硬式野球部の監督に就任することとなりました正村公弘です。亜細亜大学硬式野球部の良き伝統を継承し、「全力疾走」を徹底していき粘り強い野球をしていきたいと考えております。学生との対話を重視し信頼関係を築き、スタッフと学生が一体となり闘う所存であります。

 また、野球だけではなく、日々の生活においても学生たちと共に新しいルールを作り、一人ひとりが自律し規則正しい生活を送り、学生のあるべき姿を追求していく考えでおります。
 
大学関係者、卒業生、その他亜細亜大学硬式野球部を支えてくださる多くの皆様に愛され応援していただけるチーム作りを目指します。 

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月19日のニュース