“韓国のイチロー” 李政厚 左肩脱臼で今季残り試合出場せず手術へ ファン悲痛「大打撃」「早期復帰を」

[ 2024年5月18日 09:58 ]

ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ、ロイター)

 ジャイアンツが公式SNSを17日(日本時間18日)更新。左肩を脱臼し、負傷者リスト(IL)しているジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が今季残り試合は出場しないことが分かった。

 投稿では、「左肩脱臼したイ・ジョンフは、今後数週間以内に手術を受ける予定であり、2024年シーズンには復帰しない」と明かした。

 この投稿にファンからは「早期復帰を願います」「これは大打撃」「非常に残念ですが、シーズンはまだたくさん残っています。チームが団結してワイルドカードの座を目指して奮闘するのを見たいです」といった応援のメッセージが寄せられた。

 イ・ジョンフは12日(同13日)のレッズ戦の初回の守備で打球を追い、ジャンプして捕球しようとした際にフェンスに激突。痛めた左肩を右手で押さえ、しばらく立ち上がることができなかった。

 その後、米メディア「NBCスポーツ・ベイエリア」のジャイアンツ担当を務めるアレックス・パブロビッチ記者が自身のX(旧ツイッター)で「ジャイアンツによると、イ・ジョンフはMRI検査の結果、左肩の構造的損傷が判明した」と報じた。その上で17日(同18日)にロサンゼルスで「セカンドオピニオンを受ける予定」とし、球団がその後に手術するかどうかなど治療のオプションを発表するとしていた。

 イ・ジョンフは21、22年にKBOリーグで2年連続首位打者に輝き、22年はMVPも獲得するなど、「韓国のイチロー」と称される好打者。このオフにジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約188億5000万円)の大型契約を結びメジャー移籍した。

 父も「韓国のイチロー」と評された元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)さんで、父が中日でプレーしていた影響で自身は名古屋市で生まれた。

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