中日・小笠原が2700万円増の9300万円プラス出来高で更改「もう1年しっかりローテーションを回る」

[ 2023年12月19日 11:36 ]

契約更改交渉でサインした中日・小笠原(撮影記者)
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 中日・小笠原が19日、名古屋市内で2度目の契約交渉し、2700万円増の9300万円プラス出来高で更改した(金額は推定)。

 「サインしました。気持ちの整理もつきましたし。球団代表と1対1の時間もつくってもらって、“下交渉できなくて申し訳ない”という、お言葉もいただいた。勝ちたいという気持ちを代表も強く持っていましたし、そこは僕も一緒だったので、頑張ります、と」

 小笠原は11月23日の契約更改交渉で球団の提示額を保留。今季年俸は6600万円(金額は推定)で、球団からはアップ提示だったが、チームでは保留1号だった。「下交渉もなかったので、今回の30分という短い話し合いの中で、考えた時に、自分の中で納得できないと。1発でハンコを押すというのは。3年連続で規定投球回に到達する大変さなど、そういう部分を伝えました」と話していた。

 今季は自身2度目の開幕投手を務めるなど、自己最多タイとなる25試合に登板し7勝12敗、防御率3・59。160回2/3を投げ、3年連続で規定投球回に到達した。「あと少しで、163イニングというところ。向こう(メジャー)の規定が163なので。今年は163、そこから180、200と段階を踏んで、と思っていたので。やっぱり先発投手は、最初から最後までマウンドに立っているイメージなので」と振り返った。

 2年連続最下位からの逆襲を期す来季を見据え、「もう1年しっかりローテーションを回ること。目標はリーグ優勝と日本一。しっかりチームに貢献したい。個々のパフォーマンスを120%出せれば。いい選手がたくさんいる。何か噛み合えば日本一を取れると思っているので、噛み合わせられるように」と意気込んだ。

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