【阪神・岡田監督語録】「起爆剤は1人1人がそらな、塁に出ることやんか」ノイジー外しの新打線機能せず

[ 2023年5月10日 22:34 ]

セ・リーグ   阪神0-5ヤクルト ( 2023年5月10日    甲子園 )

7回2死一、二塁、降板する西勇(16)の向こうで厳しい表情の岡田監督(右)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は今季初となる2戦連続での零敗を喫した。ノイジーをスタメンから外して小野寺を3番で起用した新打線が不発。試合後の岡田監督は淡々と敗戦を振り返った。以下は一問一答。

 
 ―昨日に続き、チャンスで一打出なかった
 「チャンスとゆうても、きょうはお前、複数ヒットにならんからなあ」

 ―石川にうまく投げられた
 「まあ、打たされたみたいななあ。そういう感じやろうなあ。うまく」

 ―前回の監督時から投げている投手。衰えない
 「まあ衰えているっていうか、ずーっと、そらお前、長いことやっとるんやから。そないしてな、あの投球術で」

 ―ノイジーとミエセスは調子以前に石川と合う、合わないもあった
 「いやいや、あんまりな、もう、内容も悪いしな、ノイジーは。別に使わんでもええやんか。なんで使わなあかんの?別にそんな外して。こっちの判断なわけやから」

 ―ノイジーは判定に苦しむところも
 「まあ、それはなあ前なあだいぶ前に言うたもんな」

 ―考えるタイプ。リフレッシュして
 「いやいや、そら明日は使うよ」

 ―打線に起爆材がほしいところか
 「起爆材ってもうな、そんな起爆剤は、みんな個人個人、1人1人がそらな、塁に出ることやんか。それは。そんなのは。点が入らんていうのはヒットがそんな出ないからそら点入らんよなあ。そんなん当たり前のことやから。昨日も4本、5本で、そらなかなか勝てんよ。なかなかそんなもん、なかなか大量点とかにならんやんか、ランナーもたまらんしなあ。こういうゲーム展開やからランナーたまったらな、なんかこう長打でな、そういうイニング作れるけど、なかなかそういうシチュエーションならんしなあ」

 ―西勇は前回、前々回悪すぎたが、今日の内容については。
 「まあ、まあよう投げたと思うよ。あっこ2点でな、7回投げ切ってくれたら、2点やったらっていうのはあったけどな、後半はなあ。もう、あそこでいっぱいやろ。最後あと1人なあ、ゼロでなあ。不運な当たりやったかもわからんけど。あっこ帰ってきてくれたらなあ、合格点っていうか役割果たしたと思うけどな」

 ―前回からは立て直した
 「そらあ、見ての通りやろ。そら。うん。2回で6点取られたピッチャーやから」

 ―4回2死からの3連続四死球
 「そうなあ。あそこもったいないわな。警戒するのと慎重にいくっていうかな。そのへんやろな」

 ―3回自分が走者を進められなかった
 「嫌な感じはするわな。だから二塁なんてピッチャーのバント難しいけどな。一塁の時は西なんて簡単にバント決めるやん。そういうもんや、結局な。まあ、そら自分があっこで決めとったら、そういう展開になったか分からへんからな。まあ、それが野球やから。それで点入れへんからそういう展開になったんやから。そんなん、いちいち説明しとってもしゃあない。それが野球やから。長いことやってたら、そんなこといっぱいあるわ。敗因探してもな」

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