ロッテ小島が快投3勝目!チームを再び単独2位に導き「追加点を絶対にやらないという気持ちで粘れた」

[ 2023年5月10日 21:08 ]

パ・リーグ   ロッテ3―2西武 ( 2023年5月10日    ベルーナD )

<西・ロ>西武に勝利し笑顔を見せる小島(撮影・西尾 大助)
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 ロッテが再び単独2位に浮上した。先発の小島和哉投手(26)が7回2失点の力投で今季3勝目。グレゴリー・ポランコ外野手(31)が3回に先制の2点適時打を放った。これで西武に連勝しカード勝ち越しを決めた。

 7回にマキノンに浴びたソロ以外に打たれた安打はわずか2。7回ちょうど100球を投げた左腕が試合を支配した。試合後の敵地でのヒーローインタビューでは「点を取られた後に追加点を絶対にやらないという気持ちで粘れたと思います」と試合を振り返りクールな表情。そして野手陣の気迫あふれるプレーで「気持ちよく投げることができた」と感謝した。最後には「明日(11日)は西野さんがしっかり投げてくれると思うので応援よろしくお願いします」と3連勝を西野に託し笑顔を見せた。

 打線は0―0の3回だった。先頭の9番・藤原が相手先発左腕・エンスから中前打を放ち出塁すると、1番・池田は死球で無死一、二塁のチャンスをつくる。2番・藤岡が初球できっちり犠打を決め1死二、三塁に。中村奨が四球を選び満塁とした後に4番・井上が二邪飛に倒れたものの、この男がやってくれた。

 2死満塁で打席に立ったポランコは、エンスの投じた甘い初球を見逃さなかった。強烈なライナーで右前に運ぶと一気に2人が生還。中村奨が三塁でタッチアウトとなったが先制の2点適時打。

 ベンチの出迎えに笑顔で胸を張った新助っ人は「ここ数試合大振りになっていたので、鋭くコンタクトをイメージで打ったみたわ。しっかりライナーで打ててめっちゃうれしいわ!」と興奮気味に語った。

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