阪神・藤川SAが名球会ブレザー授与式に参加「縁を感じる」岡田監督、高津監督、佐々木氏が見守る前で

[ 2023年5月10日 19:12 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2023年5月10日    甲子園 )

名球会ブレザーを授与され阪神・岡田監督、ヤクルト・高津監督らと記念撮影する藤川球児氏(中央) (撮影・後藤 大輝)
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 阪神の藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(42=SA)が10日、甲子園球場で名球会ブレザー授与式に参加した。

 プレゼンターを“大魔神”こと佐々木主浩氏(55)が務め、現役時代の恩師である岡田彰布監督(65)、ヤクルトの高津臣吾監督(54)から花束を受け取った。見守った3人は「全員に縁があったので」と藤川氏が尊敬し、関わりのあった3人。岡田監督の前政権時だった04年オフに背番号を22に変更する際に同監督から「“小魔神”くらいになれるやろ」と背中を押されたという。「佐々木さんと高津さんの間くらいの球威だったので。監督の言う通り、22番付けますと言ったら、こうなれた。そんな方たちに挟まれて、全員22番と岡田監督で。すごい縁を感じます」と感無量の表情だった。

 藤川氏は日米通算61勝、164ホールド、245セーブ。これまで名球会の入会規約は打者は2000安打以上、投手は200勝もしくは250セーブ以上だったが、投手の分業制が進んだことで19年に特例を設けることが決まり、昨年12月の総会で元巨人の上原浩治氏とともに入会が決まった。名球会の一員として今後取り組みたいテーマに挙げたのは「野球振興」。「必ず野球を発展させようと。自分たちの持ってる役割は大きい」と力強くうなずいた。

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