阪神　今季初の2戦連続零敗…ヤクルト・石川に22年連続白星献上、西勇は今季3敗目

セ・リーグ   阪神0―5ヤクルト （ 2023年5月10日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞7回途中、降板する西勇（撮影・後藤　大輝）
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　阪神は今季初の2戦連続零敗を喫し、ヤクルト先発・石川に22年連続白星を献上。試合のなかった首位・DeNAとのゲーム差は3に広がった。

　不振のノイジーを今季初めてスタメンから外し、3番に小野寺を起用するなどテコ入れを図った阪神打線だったが、球界最年長43歳左腕の巧みな投球術に翻弄された。

　序盤2回を完全に抑えられ、3回は梅野、木浪の連打で無死一、二塁をつくるも西勇が犠打を決められず、近本と中野も凡退。4回には先頭の小野寺が中前打を放って起用に応えるも、大山、佐藤輝、井上の長距離砲が揃って凡退。結局6回1死二塁で石川が降板するまで三塁すら踏めず、攻略までに至らなかった。

　先発の西勇は6回2/3を6安打3失点で今季3敗目（1勝）。4回2死走者なしから3者連続四死球を出し、オスナに先制の2点適時打を浴びたのが痛かった。7回2死一、三塁のピンチで青木に二塁への適時内野安打を許し、3点目を与えたところで無念の降板。123球の力投も、報われなかった。